何でもあって何にもない

気づいたらアラサーに成っていた。日々あまりにパッとしなさすぎるので、折角だから色々記録してみる事に。

年は明けて、厄年ボンバー

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いや!あけましたね年が‼︎
これでもかと言うほどの元旦‼︎初詣日和‼︎

明けたことにより私の前厄もスタートしたワケです。ココから3年間どんなハプニングが襲いかかってくるのか、オラワクワクすっぞ!と思っていたら大晦日の夜突然の胸やけに襲われ、そこからもうリバースに続くリバース…
気づけば発熱、年越しを一緒にしに来てくれた幼馴染に見守られながら、水分もろくに取れない有様でトイレに追いすがるみたいな姿勢をとってました。

厄年、若干フライング‼︎
大晦日からマジでついてない…


アラサー独身女性二名が都内のアパートの部屋で一人はゲーム、もう一人は胃腸に謎のダメージをくらって布団で横になりスキあらば吐きそうになってるという。もはやホラーな状況で2015年は締めくくられました。
これ本当文章にするとヤバさしか無いな…


辛うじて、年明ける瞬間は「今年もよろしくお願い致します」を言い合い、お互いが一人で年を越さなかった事を確認しあい、私は布団へ彼女はゲームへ…

この年越しは、前後5年くらい含めても最低ランクベスト3には絶対入る気がしてる…

朝になり体調がだいぶ戻ってきたので初詣して来ました。
おみくじも引いて、それなりに良いこと書いてあったので良しとしております。

いつまでこんな不毛な年越しができるのかなと感傷的になったりしながら、元旦のお昼は過ぎて行きました。これから各々の実家に帰る流れです。
毎年恒例、両親の小言とアドバイスを前厄スタートという事でいつもよりは神妙に聴こうかなと思ってます。

愛されるおばさんと愛されないおばさん

おばさんになった。
私は今、年齢的にも文句なしのおばさんである…
でも、一つだけ願う事がある。
好かれないおばさんには、なりたくない!!
若年層の同性から好かれたい!!




そのために、取り急ぎ30年弱生きてきてわかることがある。おばさんには、好かれるおばさんと、好かれないおばさんの二種類がいる。
コレは絶対的に違う点がある!

何かといえば!
それはズバリ‼︎




それは、説教臭さ!
マジで説教臭いおばさんほど若い女子に嫌われる‼︎コレはまじです!
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おばさんになればなるほど説教的な事を言うと嫌われます!
というか、自分の価値観を押し付けるタイプのおばさんが嫌われます。まっとうなアドバイスとしての説教はこの場合除外。



なんなら、その証拠にこの間飲み屋で遭遇した自称医者の嫁おばさんに、私の現実の生活態度を全否定されて吐くほどイライラしました。



みんな違ってみんな良い!金子みすゞ精神をもたないおばさんは、若年の同性からの支持率ゼロに陥る可能性あり!! 

それぞれの人生経験はあるのものの、それはそれとして、大切にしてゆきましょう。
若年層にはわからないババアの人生訓ですが、それはあくまで、年齢を重ねれば気づけたものなのです‼︎
だから、わからないのは、それはそれでしかたないの!の精神で若人達に負担をかけずに生きていくのが、おばさんの生きるみちなのでは…と思う今日この頃です。


感情移入できない問題~慰めに行ったつもりが…~

「なんでもない、つらすぎて電話しただけ」
友達からの電話に出れずにメールをしたらこんな返事が返ってきた。

どうやら、同棲している彼氏が数日前に突然家を出て行った事で相当なダメージを受けているらしい。もともと恋愛問題で大きなダメージを受けるタイプの人間ではなかったハズなのに、今回は相当キているらしい。

まぁそれも仕方ないかもしれません。朝起きたら一緒に住んでたハズの彼氏が、荷物と共に居なくなっていたんだから。彼が出て行く前日から喧嘩はしてたらしいんですが、結局明確な理由が判らない状態のまま彼は出て行ってしまったらしい。

しかも、「ちょと時間が欲しい」という別れるのかどうするのかの結果は保留されるコースだったらしくもう八方塞がりとのこと。

 

さすがに四半世紀以上の付き合いのある友人がここまで弱っているのを何となく放置する訳にもいかず。休日だったこともあり慰めに向かいました。王将のチャーハンと餃子持って。(※私は個人的に悲しい事や、嫌な事があるとハイカロリーな炭水化物系食べると気が晴れると言う信仰を持っています。)

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とりあえず絶望的な表情の彼女と対面。

「大丈夫?」と声をかけると、弱々しく「…うん」と返してくる、コイツが色恋沙汰でここまで弱ったことが今まであっただろうか?!

 

「ご飯食べれてる?  やけ食いしたら気分晴れるかもよ?」

いそいそとチャーハンと餃子を出しながら聞くと。

 

「うん…ごめんでもあんまり食欲無い…」

 

 

沈黙

 

あれ?!こういう時ってなんて言ったらいいんだっけ??

あれれ??

「大丈夫?」以上の言葉が出てこない。。。

 

そう、私自身が色恋沙汰から遠ざかり過ぎて目の前で落ち込む友人にかける最適なコメントが思いつかなくなっていたのです。

 

脳内データベースをフル回転で検索してみました。

過去>つらい事>恋愛>失恋/別れ で検索かけたのですが、全く思い出が入ってない!?どこ行ったよ私の思い出!!と思って検索範囲を広げたところ

過去>今になったら良い思い出/今なら笑い話 のフォルダに入ってました。

つらかった気持ちなんてとっくに笑い話とかになってて、エピソードとしては当時の悲しかった事とかがかなり薄れて(ほぼ無)、オモシロの部分をかなり強調されて整理されてました。

 

これにより的確な感情移入ができなくなった私は、とにかく情報を集める事に気持ちを切り替え、事の顛末を聞く事にまず集中しました。

 

彼氏が居なくなる直前の喧嘩のこと、居なくなってから連絡が全くとれないこと、置き手紙的な物があったこと。

彼女は辛そうに、自分はこれを残されてもどうしていいか判らないよといいながら置き手紙も見せてくれました。

そう、電子メモパッドに書かれた置き手紙を。。。 

 

www.kingjim.co.jp

おい

これ、ワンタッチで内容消えちゃうヤツじゃん!!

うっかりデリート用ボタンの部分触ったら、全文奇麗に消えちゃうヤツじゃん!!

 

なんでそんな消えやすい物に書いたんだよ!そしてよく消さないで取っておいたな!

私ならうっかりボタン触って絶対消すわ。

と、ツッコみたいのを我慢した。

 

そして、彼女は言った何回読んでみても彼がなぜ出ていたのかも、別れたいのかも全く判らない。と

 

それもそのはず、その置き手紙にはしばらく時間が欲しいという事と、しばらくの家賃を居ていくという情報しかなかったから。

 

そのくらいしか情報のない置き手紙を何回読んでもウジウジしちゃうだけだ!と思った私は言いました。

「よし、そのメモ消そう!何回読んでも意味ないから!」と

 

 

うんまぁ、めっちゃ怒られた。

やっぱり感情移入いまいち出来てない時に勢いでなんか、言っちゃいけね〜なと勉強になりました。

 

もうソコからはひたすら、友人の愚痴と今後どうしたいか、そして彼への想いをめっちゃ神妙に聞いてました。

 

 

自分で買ってきた餃子とチャーハン食いながら

餃子に至っては2人前あったし、ほぼ一人で食った。

 

おかげで翌日めっちゃ胃もたれ!顔テカテカ!

 

アラサーは失恋するのも楽じゃないんだって思わされた一夜だった。

いや、あと私の思い出がだいぶ偏ったところに収納されてんなって実感しました。

恋愛問題にも的確に感情移入出来るように、とりあえず少女漫画読むとこからやりなおします!!

集中力が何処かにいって帰って来ない話

f:id:kuronecoxoxo:20151208001426j:image集中力ありますか?

私の友人に仕事に集中し出すと作業に没入する余り食事を忘れてしまうという人がいます。
そうなるともう色んなものの優先順位が下がり食事に至っては2日間気づいたら食べてなかったって事があるそうです。睡眠と入浴(衛生)のが順位高いらしい。
ナチュラルボーンDEBUの私にはその順位なかなか想像もできませんが、集中とは人の三大欲求にも勝る事があるようです。

そして、私は有りません集中力。というか正確には無くなりました。
かつて私にも集中力と言うものがあった時代がありました。恐らく中学生まで、ある日気づいたら集中力は何処かに行ってしまったのです。そこから全く帰ってくる気配がありません。
それまでは、何か作業的な事を始めると数時間集中し続け、ふと気づけば時間が過ぎているとか、周りの音が急に聞こえなくなってくるとか、視界が狭くなる感覚とかを人並みに経験しておりました。
 
しかし、今となっては…無い!皆無!
なぜなのかは全くわかりませんが、出て行ってしまった集中力は一向に私の元に帰ってくる気配を見せません。その結果睡眠とぼんやり以外長時間できる事が無くなってしまう有様でした。
 
どのくらい無いのかといえば、仕事においても1つの作業をやり続ける事が本当に出来ないので、2〜3個の作業を平行して行うという能率の悪い方法でやってます。どうしても一つの作業に集中しなければ成らない場合30分に一回無意味に椅子から立ちあがったりしてしまうと行った感じです。
さらに、どんなに集中したつもりに成っていても、ふと他の事が気になったり、届いたメールにいちいち反応したりと、ちゃんと集中力のある人からした「それ全然集中して無いから!」と怒られてしまいそうです。
 
どこに行っちゃったんでしょう私の集中力。
君が居なくなっちゃったから、私ここまで書く間にも既に3回程、手を止めてTwitterとかインスタとか眺めちゃってるよ。
別に誰からもコメントとかついてないし、完全なまでに散漫なだけ、意識が。
自分で好きでやってる事でさえこの有様なんだから、仕事なんてもっとひどい。マジで目も当てられない。本当にこんな集中力無し人間を雇うなんてうちの会社は懐が深いというか、考えなしというか、まぁ私にすればありがたい話である。
 
これでも集中力を取り戻すべく、昔は色々工夫してみた事もありました。
なるべく静かな環境で作業するとか、逆に音楽をかけて周りの音をシャットアウトしてみるとか。
でもどっちもだめでした。静かな環境にいたら外の音がやたら気になるし、音楽聞いてたら音楽聞く方が楽しくなっちゃうし。あと、リラックスできる環境でやってみようとしたらそのままくつろぎ始める始末でした。
とにかく本来やるべき事とは違う物が気になってしまう宿命にあるようです、私。
ここ数年はもはや克服も諦め、散漫人間らしく複数の作業を平行してやっていこうと開き直っています。
 
とはいえ、やっぱり集中力欲しい。。。
いい歳なのに集中力無いとか恥ずかしすぎるし、長めの会議や打ち合わせの時に後半完全に飽きてて人の話聞いてないとか知ったら、両親が悲しむこと請け合い!!
 
なのでとりあえず集中力を養える方法を知っている人は教えてください。
修行っぽく無いやつでお願いします。
 
なぜ急に方法を募集して終りにしようとしたのか?
それは集中力の切れた私が既に眠くなり始めてるからです。
本日の教訓
「布団に入りながら文章考えるもんじゃねぇ!」
 ちなみに、写真の猫はウチの近所に出没する居酒屋を何故か覗き込む野良猫です。
寒空の下ジッと店を覗き込む彼女の野生の集中力羨ましい…
 
以上

インスタント麺が好き過ぎるから今日も食べる

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もうタイトルで概ね伝わっているかと思いますが、念のため改めて書きます。

インスタント麺がマジで好き!!なので食べた物を記録して行ってみます。

袋麺も好きだし、カップ麺も好き。とにかく私にとって魅惑の食べ物インスタント麺!何がそんなに魅力なのかわからないのですが、魅力しか感じませんよインスタント麺には!(白目)
 
ちなみに今回インスタント麺とは、いわゆるカップ麺と袋めんを指しており、乾麺は含まれていないという事をご了承ください。
※乾麺も大好きな事は間違いない。

 麺料理が好き

 大前提として、私はかなり食べることが好きです。
食べても太らないというスペックを持っていないため、食べたら食べただけ順当に肥る人間にも関わらず、食べる事が大好きで、さらに高校生男子が好きそうな、ハイカロリーで炭水化物多めの料理愛好家なのでもう開き直って生きて行くしかありません。
 
さらに言うなら、イライラした時は暴飲暴食するに限る!!というポリシーまで持っているために益々手におえません。
そんな私ですが、とりわけ麺類が特に好き!
 
大体麺料理って、概ね濃いめの味が付いて本体は炭水化物じゃないですか、なので昔っから麺料理大好き。そこに来てインスタント麺は短時間でサクッと作れる上に、色々アレンジも可能な物も多いわけで、もう好きに成らないわけにはいかないのです。隙あらばカップ麺買っちゃうし、安藤百福の事も激しめにリスペクトしております。

それにもかかわらず、私の幼少期はカップ麺禁止という母の方針のもと育てられておりました。
袋インスタント麺はなんでかそこそこ許容されていた(何故か月一回まではOKだった)事もあってか私のカップ麺への憧れは高まるばかり。
自分で色々買えるように高校生くらいから、自分で多少ご飯が好き勝手できるようになり自らの意志でモリモリと今日まで食べまくっております。
 

最近いちおし…

カップ麺はお店で食べる麺とや、手を掛けた麺料理は完全に別物と私は考えているのですが、とりわけ湯切りするタイプのカップ麺は、別物感も半端なく愛して止みません。
焼きそばとか系ですね。あれを限界までグニャグニャか固め(完全にその時の気分)にしてたべるのが本当に好きで、家はもちろん会社の引き出しの中にも常備しています。
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一応「焼きそば」とか「うどん」とか「パスタ」とか言ってるけどもう絶対どれでも無い感じが堪らなく良い。
そこに勝手に調味料足して、すきな音楽聞きながら無言で食べてる時間がマジで至福の昼休みです。
 
 
最近はもっぱら、日清カップヌードルのパスタスタイルにハマっています。

www.cupnoodle.jp

 

パスタをうたっているのに、麺がもちもちしすぎて全然フォークで食べれない所がとっても気に入っています。アルデンテってなんですかって感じがサイコ―!!

これに京都土産でもらった山椒きつめの七味をぶっかけて食べるのが大好きです。

本当においしいので、おすすめです!

ほんの少し麺つゆを足すとなおうまいです。

こうやって日々体脂肪に磨きをかけて来る冬に備えています。

 

これ書いてたら今すぐにでも食べたくなってきた!!

早速コンビニで買ってきます!!

私の行ってる美容室が面白すぎる問題

f:id:kuronecoxoxo:20151202014733j:image人見知りが酷いのと、会話センスがなさ過ぎるという致命的欠陥のせいで、美容院に行った際の会話には常にこまっている性分です。

さらに、目が壊滅的に悪い(乱視)のでコンタクトでもしてないと雑誌を読む事も叶いません。
 
こうなってくるともう苦行の装いですが、幸い今私の行っている美容院は客が乗り気でない場合は、必要最低限の会話しか振ってこないという人が多いので大変助かっております。なんなら髪を染められてる時とかに私寝てます。
基本的に黙ってされるがままやり過ごしております。
 
さて、私の通う美容院は私の勤める会社のめちゃくちゃ近くにあり、私は仕事帰りに寄れるというかなり怠けた理由でその美容室に通い始めたのですが。いまとなってはもうそこ以外考えれない位ハマってます。
もちろん会話しない私を優しく放置してくれる事も重要なのですが…
通っているうちに気づいてしまったのです…あれ?ココに来るお客さんたまに面白すぎな人が混ざってると!
自分が喋らない分、周囲の会話を聞いているとたまに凄く面白い会話をしている事がある事に気づいてしまったのです。
平日の夜に住宅街のなかにひっそりある美容室にきてる人は意外と面白かったのです。
 

「ヒモを養ってる可愛い子」

 
とりあえず髪を染めていないと、関口宏風前髪(前髪の生え際一部に白髪が偏って生えてる)になってしまうという私は定期的に髪を染めているのですが、その日もいつも通り髪を染めて貰いに行ったところ、1人女子の先客がおりました。彼女はかなり髪が長く、パーマをかけるのに時間もかかった為か私の方が後から入ったのですが、髪を洗うタイミングがほぼ一緒になったのでした。
 
髪を洗われる前から、担当している美容師さんと同棲している彼氏の話をしていたのか、その話はシャワーに移動しても続いていました。
(一方私は、終始無言で過ごしておりました。担当の美容師さんも慣れたものです。)
 
横ならびになった私の耳には彼との生活を語る彼女の声が聞こえてきました。
美容師さん(以下:美)「じゃあ、同棲始めて3カ月くらいか〜楽しい時期じゃないですか?」
ひも子(以下:ひ)「そうですね〜、そういえば私この間誕生日で〜」
美「そうなんですね、彼にお祝いとかしてもらったんですか?」
 
ひ「してもらいましたよ〜、でも彼働いてないから、お金あんまりないじゃないですか?」
 
えっ?
 
ひ「だからお金ないから、私へのプレゼント手作りするって言って〜、家でつくってるから、もう何くれるのとかわかっちゃって〜、サプライズとかは無かったですよ〜」
 
えっ?!そこかな??
 
なんか、すごい気になること話してるな…と、思って話を聞いていると。
どうやらその彼氏、今たまたま仕事してないとかではなく、既にソコソコの期間無職で、彼女が一人暮らし始めたタイミングで、彼女の家に転がり込んこんできたらしいという事が、美容師さんの巧みなトーク術で発覚…
 
ひ「で、誕生日だからケーキとか買いたいって彼が言ってたんですけど、さすがに自分の誕生日のケーキ自分で買うの嫌だと思って彼に言ったら、彼が作ってくれるって事に成ったんですよ!(嬉しそう)」
 
料理とかはとくいなひとなのかな??と思いきや…
 
ひ「でも〜、ケーキとか焼いた事私も彼もないんで、(私の)お母さんがお菓子作りとか得意なんで、私の実家に作り方習いに行ったんですよ〜。」
 
えぇ!?どっちも作った事ある訳じゃないんだ…
あれ?じゃぁ…と疑問に思っていると、すかさず聞いてくれましたよ美容師さんが、
 
美「あれ、じゃあ元々お家に作る道具とかあった訳じゃないんですね?ご実家で作ったんですか?」
 
 
ひ「いや、彼がうちで作ってくれたんで、買いましたよ〜秤とか型とか、あと材料も〜」
 
!?
 
美「……え、それって彼が?(買ったの?)」
 
ひ「私がかいましたよ〜〜」
 
 
しばしの沈黙…
この時、私も彼女を担当していた美容師さんも確信しました。
 
あ、この彼氏完全にヒモだ…と。
都市伝説的にその存在は聞いた事はあっても見た事は無かった、ヒモを養う人が今私の隣に居る!!ちょっと興奮しました。
 
美容師さんも色々地雷を踏まないようにと配慮していたのかもしれません。
しかし、
 
美「じゃあ、彼にも早く仕事見つかると良いですね!」
という投げかけに対しての回答が、
 
ひ「ん〜、でも家にかえってきた時に誰もいないのとかすっごい寂しいから、彼は家に居てくれてもいいかな〜とも思ってて〜」
 
でした。凄いです。凄い予想外。
ちょっと今まできいたことが無かった意見だった。
 
その後聞きかじったところ、彼女は彼と住み始めてから自宅の鍵を持って外出した事が無い(なぜなら、かれが基本的に家に居るから)事や、家の家事も彼が大部分やってくれるのが嬉しい等の理由から彼は働いてなくて良いとのスタンスであることが判りました。
 
両親以外の人間と同居した事無く、さらに人生の1/3は一人暮らしで生きてきてしまった私には中々大変だ…という事しか判りませんでした。
まぁ、彼女自身が幸せで納得出来ているなら、外野がとやかく言う事ではない、むしろ何故彼氏が働かないで良いと思えるのかその気持ちを少しだけ教えてもらえたようで、ありがたかったです。
ちょっとお母さんさんからの仕送りというワードも聞こえましたが、そこ想像すると、胸がつぶれそうに切なくなるので、今回は考えないでおきました。
 
シャンプー終了後も彼氏の話は続いているようでしたが、距離が離れたため聞き取れず。
 
全ての行程が終了し、眼鏡をかけて彼女の方をちらっと見てみると…
 
 
 
 
かわいい!!
え!?モデルさんとかに居そう…いやてかなんなら読モ??
いや、君ならきっと自分の食いぶちくらいはちゃんと稼いでくる、イケメンの一人や二人周りに居るはずだよ!?と言いたいのを必死にこらえました。
 
片やちょーかわいい上に、彼氏まで養っちゃう若者。
片や完全に妙齢に突入に、悠々自適に生き過ぎて、久々の実家でさえ息苦しさを感じるおばさん。
 
こんな二人が同じ時間、同じ空間に居たなんて…
本当世の中不思議なもんです。
 
なんか思い出してたら悲しくなってきました。もう寝ます…
 
そういえば、ひも子は彼氏が一人暮らし想定の家に転がり込んできたから、ベッドが狭いと嘆いていました。
 
妙齢おばさんはベッドを独り占めして大の字で寝よう!!
そうだそれでいい…寝よう…
 
 
 
 
 

私の周りの人~その1~

日頃私自身は取り立てて面白い人間では無いけれど、幸い私の周りには日々を彩ってくれる人達がいる。

 

何の因果かこの人たちが面白い。

大体漏れなく面白い。ありがたい。

おかげで私は日々概ねヘラヘラ笑って過ごせている。つらい事などが起こっても忘れたりできているのも彼らのおかげであると思う。

今後思い返して私が、ヘラヘラ生きていく為にそんな人たちの事を記録したいなと思った。私の周りの人シリーズの目的はそんな感じです。

私の周りの人その1「基本系クズ男子の T山くん」

いきなりクズとか書いてしまったが、本当に彼を人に説明する時に一番わかりやすいので採用した。

彼は私が学生時代バイトしていた本屋の同僚だ。

とりあえず初対面の段階で彼は大学4年生私は大学2年生、そして私が大学を卒業した2年後彼も無事に大学を卒業した。

何回卒業逃したら気が済むんだよ!と方々から言われていた。

このエピソードからも判るようにダメなやつであった。でも、とにかく彼は人から好かれるという、なかなか得難い美徳の持ち主であった。

世の中うまくできているというか、本人のマイナスを補う周囲の愛で結果プラマイゼロ何ならちょっとプラスくらいになっていたので本当にすごい。

さらに、こいつの場合顔が整っていた。持っていたら割と人生イージーモードと言われるスペックを持っていた。色恋沙汰における誠実さというパーツを装備していたら文句の付けどころは無かったはずだ。

 

でも、T山にはこのパーツがついてなかった。

 

一応フォローすると、わざわざ「色恋沙汰における」と付けたのは、基本的に良い奴なのだ。友情を育む分には全く問題ない。ただ、T山は自分の快楽と感情に素直すぎるので恋愛を軸とした関係を築くのは本当にしんどいらしく、挫折した女子を何人か見た。それまで、そんなに奔放な人に会った事が無かったので、学生の私は「この人いつか路上で刺されるんじゃないか?」と思ったことも有ったが、そんなことは無かった。

 

ただあまりに奔放な彼に対しそもそも呆れ気味だったこともあり、大学卒業後は疎遠になっていった。

社会人2年目、知らない番号から携帯に電話かかかってきた。電話に出たものの誰だかわからず「どちらさまですか?」などと言っていたら当時まだ学生のT山だった。

何を思ったのか私の事を思い出し電話してきたらしい。

実はT山と会ってすぐに、誕生日プレゼントを貰ったことがあった、結局プレゼントをくれたのはその一回だけだったのだが、全然私の事を知らないT山が、「君が好きそうだと思ったから」と言ってDVDをくれた。

それを見ながら私の家で飲むことになった。彼のくれたDVDを私は確かに気に入り続編も買っていた。

当時彼もいろいろな不安や悩みがあったのかもしれない、夕方の待ち合わせの段階でかなり酔っぱらっていた。アル中なんじゃないか?と思うくらいだったのを覚えている。

私の家でもT山は引き続き酒を飲みまくりながらDVDを観た。

笑いながら酔いつぶれたT山を見ながら私も明け方までお酒を飲んだ。寝てるヤツの顔は確かに整っていて、犬みたいでカワイイなと思った。

そしてT山を好きにならなくて良かったなと思った、色恋沙汰が絡んでいたらこんな風にふたりで飲んだりできなかったのだから。

 

 

私がT山に恋愛感情を抱かなかった理由

それは彼がくれたDVDにある。

 

まだ知り合って間もない、女子大生だった私に「君が好きだと思って」と言い添えて彼がくれたDVDが、こちらです。

www.amazon.co.jp

最悪や!!

本当ね、私の事よく判ったなというか、核心ついてくるなというか、

下品なコールでゲラゲラ笑いながら飲んだお酒おいしかったね。

あれからまた疎遠になっちゃったけど、DVD今も大切に持ってるよ!!

また君のクズエピソードをつまみに飲みたいゾ!!