何でもあって何にもない

気づいたらアラサーに成っていた。日々あまりにパッとしなさすぎるので、折角だから色々記録してみる事に。

人生初の厄払い@深川不動尊〜ちょっとしたショーを観た気分〜

何度か書いてますが、厄年なので(前厄)生まれて初めて厄払いなるものをやってみることにしました。そしてやって来た。
結論から言うと凄い面白かった。

同い年の友達と示し合わせて初の厄払い体験をしてきました。とわ言えよくわからないので、色々しらべると護摩祈祷とかがあるお寺でやってもらうのがいいのでは??という結論にいたりました。厄払いで有名なところは沢山あるのですが、同行する友達が前に住んでたということもあり、深川不動尊に行く事に。
HPをチェックしてたりして概ね、どんな事をするかはなんとなく把握した気になってたのですが…


 私は深川不動尊を甘くみていました。

とりあえず厄払い会場で待機していると僧侶の人がマイクとかをセットしてたり、社務所の人がお札をセットしてたりし始めたので、もう始まるのかな〜なんておもっていたら、一人だけ僧侶の人が現れてメインのお経の説明と儀式中に我々が読むための練習みたいな事がはじまった。今思えばこれは前説だった完全に。

前説僧侶が捌けたのち、少し間があって鐘の音が鳴り始め、法螺貝の音が…
鐘と法螺貝の音にのって僧侶達登場!!
入場のSEがちゃんとあった。入場のSEが法螺貝ってレキシの池ちゃんかよ!?って思ったら吹き出しそうになったけど堪えた。
そこからふつーにお経読んではじまるのかな?とおもったらまずステージ(僧侶達のいるエリア)がライトアップされはじめて、ますますライブ感が増した。
今回祈祷する人たちの名前やお願いの種類が読み上げられる。ここで自分の名前がよばれるとちょっとドキッとする。
なお、この時会社名での祈祷依頼があったのだが会社名が読みにくかったのか、僧侶(たぶん一番偉い)が再三社名をかむという事態が発生して他人事ながらハラハラした。

そして始まる儀式、火が焚かれお経が読まれる、そして叩かれる和太鼓!(◎_◎;)
思わずポカンとしてしまった。太鼓の前に座ってた若手の僧侶が座った状態から和太鼓を叩く叩く…
でもまぁ座ったままだし、このお経だけかな?(儀式中いろんな種類のお経が読まれる、読む順番は前に掲示されている。言うなればセトリがちゃんとある)と思ったら、おもむろに立ち上がる若手の僧侶、さっきまでいなかった別の若手の僧侶も現れて、もう1つの和太鼓の前へ…

よく見ると座ってるもう少し先輩っぽい僧侶の前には小さめの太鼓が…次の瞬間一糸乱れぬタイミングで全ての太鼓が激しめのビートを刻みだした。

ビックリした!なんなの!?この人たち僧侶なの?それとも和太鼓奏者なの?!わからなくなった

ココまでくるともう完全に和太鼓演奏がメイン!たぶんこれスゲー練習とかしてるとおもうし、入るタイミング揃えるにも指標になるのは読まれてるお経だけだし、けっこう凄いぞ!!
やべ、目が離せない。圧巻‼︎

あぁこの人たちは仏門に入って、修行とかしながら太鼓の練習もして…マジで大変だったろうなと勝手に若手僧侶に思いを馳せたりしつつ見てた。
しかもこの祈祷1日5回ある
5回公演ですわ…体力的にもハードなショーである。

とにかく私の感想文から想起されるより、遥かに完成度は高いはずなので是非一度見てほしい。

そして儀式終了後にお寺として大きなイベントがあったりするとそれの告知もしてくれるので、それもなんかライブっぽかった。