何でもあって何にもない

気づいたらアラサーに成っていた。日々あまりにパッとしなさすぎるので、折角だから色々記録してみる事に。

好きな人の話~アラサーが集まった~

アラサー(全員独身)が3人集まって、鍋を食べ酒を飲み、最後に自分が好きになった人の話をした。この文章だけで、眩暈がする。

 

もうかれこれ5~6年前だと思う。同僚に誘われて付いて行ったイベントで遭遇した人だった。

同僚の取引先の人が企画したイベントかなんかで、私はその取引先の人もしらなし、同僚も付き合いで来ました~みたいな感じだったし。二人で特に盛り上がる事もなくフラフラしたりしていた。

同僚が突然「この中にいる人だったらどの人が一番タイプ?」って聞いてきた。そう言われて周りを見渡したら、一人すごいかっこいいなと思う人がいたので「あの人かな?」といった。

同僚と私はビックリするくらい好きなタイプが違ったので「え…ほんとあんたは髭が似合えばだれでも良いんだな」と軽くdisられた。

 

嘘みたいな話だけど、その後の飲み会にそいつが現れた。どうやら我々を呼んだ人の後輩にあたるらしい。名前を「次郎(仮)」といった。

そこから紆余曲折あって、何回かご飯言ったり飲み行ったりした。多少のドキドキイベントもあった。そして、おそらく1年くらいの時間をかけめでたく恋人ができた。

次郎に!!

今思い返しても、欠陥人間の私と何度かご飯に行ってくれる優しさがあったし、私に褒めるところが皆目なくても、服を無理やり褒めたりしてくれた。(まさかの上下ユニクロでも褒めてくれたことがあったから、次郎のセンスが壊滅的だったという説がある。)優しい人だったと思う。

当時仕事が忙しすぎて、ご飯の誘いを2回ほど断ってたら、3回目にきた連絡が「彼女ができたからもう二人でご飯いけません」という趣旨のメールだった。

私は当時の上司に怒りをぶつけた。それだけでは気がすまず次郎と撮ったプリクラが貼ってある手帳をシュレッダーにかけた。

(泥酔して撮ったものだったので、白目を剥いていたりろくなモノではなかった。)

同情した上司がそこから2日間くらい酒を奢ってくれた。

次郎とはその後も近い業界で働いているので、何か歯車が狂ったら再会してしまいそうだが、そんな事故が起こらない事を祈るばかりだ。

 

酒が入ってたせいかこのエピソードを披露した後、流れるように中島みゆきの「わかれうた」をみんなで合唱した(集まったアラサーのうち一人がギターが上手かった)

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なお、他の2名もビックリするくらい遥か昔に自主的に恋愛行動をスタートさせる方法を忘れており、10年近く前にした片思いが最後という猛者がいた。

とにかく全員、仕事をしたり、趣味に時間を割いているうちに恋愛ジャンルがおろそかになっているという現象が顕著に現れていた。

まぁ、最終的には「やればできる!!」を合言葉に解散となった。

アラサーの問題先送り能力の高さよ…